麻雀やれ

ぼくです。

今日は比較的真面目に初心者向けの麻雀記事を書こうかなと思います。

これを読み終わる頃にはもしかしたら君は麻雀ジャンキーになっているかもしれない、知らんけど。

一応麻雀の遊び方解説ですが、説明には株式会社Yostarが運営している麻雀ゲーム、 

雀魂(リンク先は雀魂公式サイト)チュートリアルのキャプチャー画像や、ゲーム内画面のキャプチャー画像を使用します。なので、これを読み終わる頃にはとりあえず雀魂は遊べるくらいにはなっているかなぁと思います。

それではいきましょう。

 

 

 

 

 

☆麻雀牌の種類

まずは麻雀で使う麻雀牌の種類について。

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麻雀牌は全34種。

中でも数字が書かれている牌は数牌(シュウパイ、すうぱい、かずはい)、東とか発とか漢字が書いてあるのが字牌(ツーパイ、じはい)です。

 

・数牌

麻雀牌はこの数牌がほとんどで、基本的にはこれらを組み合わせてプレイしていきます。

数牌は3つに分かれて、漢数字のものは萬子(マンズ)。丸が書いてあるものが筒子(ピンズ)。鳥とか竹が書いてあるものが索子(ソーズ)となります。

それぞれ1~9と9種類あり、各数字4枚ずつの構成となっています。

 

字牌

字牌の種類は2つ。風牌(すーふぉんぱい。以下風牌三元牌(さんげんぱい)です。

風牌は、東・南・西・北(トン・ナン・シャー・ペー)の4種類。順番が東西南北と違って少し混乱しそうですが、気合で覚えましょう。個人的には口に出して読んでみると覚えやすい気がします。

 

三元牌は、白・発・中の3種類。

これが一番覚えやすいかな。特にこれ以上話すこともないな。あったらきいてください。

 

以上が麻雀牌の種類になります。どう組み合わせるのかとかは、後に解説します。多分今書いても混乱しちゃうと思うので…。

 

☆卓の見方

次に、実際にプレイする卓の見方について。

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これが実際のプレイ画面になります。まぁこれだけ見せられてもよくわからんと思うので、順番に説明していきますね。

・手牌

手牌(てはい)とは、自分の手札のことですね。

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赤枠で囲った部分が自分の手牌になります。

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見方としてはこう。手牌は通常13枚あり、自分の番が来ると場から1枚引いてきて14枚になり、そこから1枚場に捨てて13枚になります。この場から1枚引くという行動を、ツモといい、ツモってきた牌をツモ牌といいます。そして、場に1枚捨てることを打牌(だはい)といいます。

麻雀はこの繰り返しで自分の手牌を14枚揃えてアガりを目指していきます。

 

・席順

席順もゲームに大きく関係してきます。まずはキャプを。

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卓の真ん中には25000と謎の数字や、先ほど字牌に出てきた東・南・西・北などが書かれていますね。これも順番に説明していきます。

 

まず25000という数字。これはそれぞれの持ち点です。通常麻雀は25000点スタートとなっており(三人麻雀など、一部例外有)、対戦終了時にこの持ち点が一番多い人が1位となります。

 

次に東・南・西・北という漢字。

麻雀は、プレイする際席ごとに方角がわりあてられ、その順番にプレイしていくことになります。

そして誰かがアガる度に反時計回りに方角が変わっていきます。つまり、東の人は次は北、南の人は次は東……という風に回っていくわけですね。ではこの方角の意味を説明していきます。

 

東の人は親といい、一番最初にツモをし、一番最初に打牌をする人になります。また、アガった際他の人よりも多く点数がもらえるというメリットがあり、その上親はアガった場合にはそのまま親を継続します。(=方角が変わらない)

それ以外の方角は、子になります。子の場合は、誰かの後にツモをし、打牌をしていく形になります。また、子の場合は親よりアガった際にもらえる点数が少なく、子がアガった場合は親が次の人に流れます。

 

・東1局?

卓の真ん中をよくみると、東1局と書いてありますね。これはわかりやすく言うとラウンド数です。このラウンド数は、子がアガるたびに東2局、東3局、東4局と変化していき、東4局が終わると次は南、南が終われば次は西、西が終われば最後は北…となります。これをそれぞれ東場(とんば)、南場(なんば)、西場(しゃーば)、北場(ぺーば)といいます。

しかし、これは本場中国でのルール。日本では、このうち東場から南場までと半分のラウンド数か、東場のみで遊ぶのが主流です。理由はよく知らんですが、多分長いからとかそんなんじゃないですかね…知らんけど。

ちなみに、この東場から北場までフルでプレイするルールを一荘戦(いーちゃんせん)、東場から南場までプレイするルールを半荘戦(はんちゃんせん)、東場のみのルールを東風戦(とんぷうせん)と呼びます。このうち日本全国の雀荘や、現在遊べるネット麻雀(MJ、天鳳、雀魂など)では、基本的に半荘戦と東風戦が採用されています。

 

・全69?

また、東1局の下には全69と書かれています。えっちな数字じゃないですよ、これは場からツモすることができる残りの牌の数を意味しています。要するに山札の枚数ですね。誰もアガらないままこれがなくなった場合は、流局(りゅうきょく)といい、そのラウンドは終了します。

 

・ドラ

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次にキャプ画左上の赤枠について。

5つ麻雀牌があり、そのうち左1枚だけ表になっていますね。この牌のことをドラ表示牌といいます。ここに出ている牌の次の牌がドラになります。

 

…?ドラ?って何?ってなってる人がほとんどかなと思います。大丈夫、ドラに関しては後々説明します。とりあえず今は、ここはドラ表示牌で、表になっている次の牌がドラなんだなということだけ頭の片隅にとどめておいてください。

 

・持ち時間

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最後にキャプ画左下の赤枠について。

雀魂においてこの290という数字は、自分の持ち時間を表しています。

実際の麻雀には持ち時間などは存在しませんが、麻雀ゲームでは持ち時間が存在することがほとんど。まぁ長考対策ですね。これがなくなってしまうと考える余地もなくコンピュータが勝手に今ツモってきた牌を捨ててしまうので注意。

 

・まとめ

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まとめ。少しごちゃごちゃしていますが、とりあえずはこんな感じ。これでとりあえず卓の見方はわかっていただけたかなと思います。

 

☆わすれてた

記事書いてる途中で卓の見方で説明し忘れたことがあった。ごめんて。

キャプ画をご覧ください。

 

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枠に囲まれた部分を河(かわ)といい、そこに置かれた牌を捨て牌といいます。

プレイする際、最初は自分の手牌だけみてアガりを目指せればいいですが、ある程度慣れてきたら他の人の捨て牌をみて状況を分析してみましょう。ここから得られる情報って、結構重要なんですよ。例えば、この捨て牌だとこの人はこれが欲しいんだろうな…だとか、この牌は何枚捨てられているから、これはもう狙えないな、だとか。少し情報量は多いですけどね。以上河と捨て牌についてでした。

 

☆手牌の組み合わせ方

さて、ここからはいよいよ麻雀をどう遊んでいくかについてですね。

まずは手牌の組み合わせ方について。

 

・アガりの形

麻雀牌の種類の項目でも解説した通り、麻雀は麻雀牌を14枚組み合わせてアガりを目指すゲームです。まずはキャプ画をご覧ください。

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実際の雀魂のチュートリアルとは順番が前後しますが、まずアガりの基本形から。

麻雀の基本的なアガりの形は、3枚1組の面子(めんつ)を4つ、2枚1組の雀頭(じゃんとう)を1つ揃えるとアガりになります。3×4=12に2を足して合計14枚。これがアガりの基本形になります。例外も存在しますが、それに関しては後々。

では、アガりの基本形をとりあえず頭に入れた上で詳細な組み合わせ方について説明していきましょう。

 

・順子

面子の組み合わせ方の一つとして、順子(しゅんつ)というものがあります。キャプ画をご覧ください。

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順子とは、手牌に同じ模様の数牌が3枚連番で存在するもののことを指します。

画像にあるものは、左から筒子の345、筒子の789、索子の567になります。このように数字が3枚連番になっている形を順子といいます。この際注意してほしいのが、891だとか、912といったような9から1につながるということはありません。あくまで123や789などの順番限定です。

それと、字牌は順子になりません。よって、東南西だとか、白発中という並びは順子にはならないのです。覚えておいてください。

 

刻子と対子

次の組み合わせとして、刻子(こーつ)と対子(といつ)というものがあります。

キャプ画をご覧ください。

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刻子とは、同じ牌を3枚揃えたものを指します。

これは数牌に限らず、字牌も対象になります。というより、字牌は基本的にこの組み合わせ方で使っていくことになります。

また、数牌において同じ数字だからといって、索子や筒子を複合させたものは刻子にはなりません。

そして対子は、刻子より1枚少なく、同じ牌を2枚揃えたものを指します。あと1枚増えれば刻子になる形ですね。対子は麻雀のアガり形において、雀頭として使うことになります。例外もありますが…。

 

・塔子

ちょっとここは画像なしですがおまけ程度に頭に入れておいてください。

塔子(たーつ)とは、あと1枚揃えば順子になる状態の並びのこと。例えば、23の場合は1か4が来れば順子になりますよね?これが塔子というわけです。

 

以上が基本の組み合わせ方になりま…すが、もうちょっとだけ続きます。頑張って~

 

聴牌とアガり方

さて、先ほど手牌の説明において、基本的に手牌は13枚と説明しました。しかし、アガるには14枚の牌が必要になります。そこで、キャプ画をご覧ください。

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麻雀では、あと1枚揃えばアガりになるぜ!っていう状態のことを聴牌(テンパイ)といいます。

この状態の時に、アガり牌となる牌をツモって来た場合や、他の人が出した場合にアガることができます。

ツモってきた場合はそのまんまツモ、他の人が出した場合はロンといい、アガることができます。覚えられたかな?

 

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では練習問題!この手牌の場合、ABCのうちどれが揃えばアガりになるかな?

 

 

 

真ん中に筒子の3と4があるので、この場合は2と5の筒子どちらかが揃えばアガりとなります。よってこの場合答えはA

これで完璧だね!

 

☆鳴き

牌の組み合わせ方について覚えたところで、次いきましょう。

ポンとかチーってどこかで聞いたことありませんか?それが鳴きで、正式には副露(ふーろ)といいます。他の人が捨てた牌を使って面子を作る方法です。種類としましてはチーポンカンと3種類。それぞれ説明していきます。

 

・チー

まずはチー。キャプ画をご覧ください。

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チーとは、自分の手牌に塔子がある状態で、自分からみて左の人が塔子につながれば順子になる牌を捨てた場合に自分の牌にすることができる副露です。

……ちょっとわかりづらいですかね。

例えば、自分の手牌に56がある場合に、左の人が4か7を捨てた場合、チーといってそれを自分の面子にすることができる、という感じです。これの注意点は、自分の左の人からしかとることができないという点です。覚えておきましょう。

 

・ポン

次はポン。

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ポンは、自分の手牌に対子がある時、他の人がそれと同じ牌を捨てた場合に自分の牌にすることができる副露です。

例えば、東が2枚手牌にある場合に、他の人が東を捨てたとします。このときポンといえば、その東を自分の面子にすることができるということです。これはチーと違い、誰からでもとることができます。

 

・カン

最後はカンについて。さて、カンは3種類にわかれています。それぞれ説明していきます。

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自分の手牌に同じ牌が4枚ある場合に行うカンを暗槓(あんかん)といいます。

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自分の手牌に3枚同じ牌があり、誰かが残り1枚を捨てた場合に行うカンを明槓(みんかん)といいます。

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最後に、ポンした牌を自分がツモった場合に行うカンを加槓(かかん)といいます。

 

どれもやり方こそ違えど、要するに4枚1組の形を作るための鳴きがカンということですね。

さて、カンの説明はここで終わ…らないんだなこれが!

カンは、本来不要な4枚1組の形を作るためのもの。ゆえに基本的にする必要はないのですが、これをするとちょっとしたおまけができます。そのおまけというのが、ドラ表示牌を1枚追加で表にすることができるということです。つまり、ドラが増えるんですよ!

ごめんそういえばドラの説明してなかった。何がいいのかわかんないね……。まぁ、カンをするとドラが増えるってことだけ覚えておいてください。

 

さて、これでチーポンカンの説明は終わりですが…他人の捨てた牌を利用することができる副露、残念ながらメリットだけではありません。当然デメリットもあります。ただ、これに関してはまた後々説明します。

 

☆役について

疲れてきたし、これを最後の項目にしようかな。ちなみに今午前2時です。踏切に望遠鏡を担いでく時間ですね。

最後に説明するのは役について。

先ほど麻雀の基本的なアガりの形について説明しましたが、ただこの形を作るだけではアガることはできません。役を作らないといけないんです。

で、役ってなんなの?といいますと、特定の牌の形を作ると、役がつくんです。その状態であの形を作ってはじめてアガることができます。ここでは、数ある役のうち基本的な役について説明していきましょう。

 

・役牌

まずは役牌(やくはい)

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役牌とは、ある字牌を3枚揃えた場合につく役。難易度としては一番簡単。

しかしここには落とし穴があって、字牌のうち風牌は3枚揃えても役がつく場合とつかない場合があるんです。

例えば東1局、自分は親(=東)の場合に、南を3枚揃えると役がつくか?

答えはNOです。

なぜかといいますと、風牌はその時の場風(ばかぜ)や自風(じかぜ)に対応したものでないと役がつかないからです。では、場風と自風について説明していきますね。

 

場風とは、東場や南場などのラウンドに対応した方角のこと。つまり、東場なら東は3枚揃えば役がつくし、南場の場合は3枚揃えば役がつくってことですね。

 

自風とは、自分に割り当てられた方角のこと。例えば、自分が西の場合は、西を3枚揃えると役がつくってことです。

めんどくせぇ~ってなってると思いますが、これは悪いことだらけではないんです。

いい点というのが、自風と場風って重複するんですよ。

例えば、東1局のとき、自分が親(=東)だとします。この場合、東を3枚揃えると、自風牌と場風牌という2つの役がつきます。ダブ東とか、ダブ南とかいったりしますね。覚えておくといいですよ。

ちなみに三元牌はいつでも揃えると役がつきます。

 

タンヤオ

次はタンヤオ


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タンヤオとは、2~8の数牌だけを使って作る役です。2~8の数牌を使っているなら、順子だろうが刻子だろうが関係なく形ができていればアガることができます。

 

・リーチ

次はリーチ。立直とかいてリーチと読む。

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リーチとは、面前状態でテンパイした時、リーチをかけてアガるとつく役

面前状態というのは、先ほど説明したチーポンカンをしていない状態のことで、要するに他人の牌を利用せず、自分がツモってきた牌のみでテンパイした人にのみ許される役です。ただし、暗槓のみ面前状態のままカンをすることができます。

そして、リーチはかける際、場に1000点払わなければいけません。自分の持ち点が1000点未満の場合はリーチをかけることができません。もし自分がアガることができた場合、場に払った1000点は返ってきます。しかし、他の人にアガられてしまった場合、その1000点はアガった人のものになります。

それと、雀魂では…というか麻雀ゲームでは、リーチをかけるとアガるまでは自動でツモった牌を場に捨ててくれます。なぜかというと、リーチをかけた後は自分の手牌の組み合わせを変えることができないからです。ま、リーチかけたらあとはアガるまでのんびりしてられるんだなって感じで覚えておけばいいです。

 

・平和

次は平和(ピンフ

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平和とは、面前状態で順子を4つ作り、最後の順子が両面待ちでアガった場合につく役

両面待ちというのは、例えば67の塔子があって、5か8がくればアガり!という状態のことを両面待ちといいます。

待ちに関しての話は、こちらの記事で解説しているので暇なときにどうぞ。

ef2000typhon.hatenablog.com

 

以上のリーチ、タンヤオピンフをあわせてメンタンピンと呼んだりします。

メンタンピンは麻雀の基本と言われているほど基本的な役なので、しっかり覚えておきましょう。

 

あとは、メンタンピンとあわせて覚えておくといい役を紹介。

 

一盃口

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一盃口(いーぺーこー)とは、面前状態で同じ種類、同じ数字の順子が2組あった場合に成立する役

例えば、筒子の456の順子が2つある場合、一盃口が確定している状態ですね。

簡単な役なので、覚えておきましょう。

 

一気通貫三色同順

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次は一気通貫(いっきつうかん)と三色同順(さんしょくどうじゅん)

まず一気通貫とは、同じ種類の数牌で、123・456・789の順子がある場合に成立する役

そして三色同順は、筒子、萬子、索子それぞれの数牌で、同じ組み合わせの順子があった場合に成立する役。例えば、画像通り123の順子が筒子萬子索子すべてで揃っている状態ですね。少し難易度は上がりますが、これらはリーチやピンフと違い、チーをしても成立する役になっています。ただし、鳴いてアガった場合は点数が少し安くなってしまうことに注意。これを喰い下がりといいます。

 

七対子

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次は七対子(ちーといつ)

七対子は、文字通り対子を面前状態で7組揃えることでアガることができる少し特殊な役

例外なアガりの形といえばこの七対子ですね。

面子を一切使用しない形で、故に面前状態のみ成立する役となっています。

 

・ドラ

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満を持してドラのご登場です。

ドラとは、正確には役ではない(ここ重要)のですが、アガったときにこのドラをもっていると点数がアップするというボーナス牌

卓の見方あたりで、ドラ表示牌というものを説明しましたが、それ以外にも、筒子萬子索子それぞれ5のうち1枚が赤くなっています。これを赤ドラと呼びます。効果はドラと一緒です。

注意点としては、ドラだけもっていても他に役がついていなければそもそもアガれないという点に注意です。タンヤオだけでもつけられるようにしましょう。

 

以上が数あるうちの一部の役になります。最初はこれだけでも覚えるのに精一杯だと思いますが、特徴をしっかり把握できれば難しい役ではありません。

これらを自分で説明できるようになったら、また別の役を覚えてみましょう。

 

☆フリテンについて(追記)

 追記になります。

フリテンについて別記事で書いてしまおうかなと思ったのですが、読む側が面倒かなと思ったので追記という形で書かせていただきます。

・フリテンとは?

フリテンとは、テンパイ時に自分の捨て牌に自分のアガり牌があるとロンアガりができない状態のことを言います。

キャプ画とあわせて説明しましょう。

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これは左側のプレイヤーがリーチをかけた状態です。つまり左の人はもうテンパイしているということがわかっている状態なわけですね。この状態で雑な打牌をしてしまうと左からロンと言われてしまいます。(ちなみにロンされることを放銃、振り込みといいます)

ではこの状態何を切れば安全なのでしょうか?

こういう場合は、とりあえずリーチをかけた人の捨て牌と自分の手牌をみてみましょう。

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捨て牌と手牌を見比べてみて、かぶっている牌がないか探してみましょう。

 

萬子の3と、索子の7が被っていますね。

もう一度説明ですが、フリテンとは自分のアガり牌が自分の捨て牌にある場合ロンアガりができないということ。

ということは、この状態で萬子の3と索子の7はロンされない安全牌となっているということですね。つまり、この場合萬子の3か索子の7を打牌すれば放銃は回避できるということです。ちなみに、ロンアガりができないだけでツモアガりはできるという点には注意です。

 

・他のフリテンの種類

 

あっそうだ(唐突)、自分のアガり牌が自分の捨て牌にある場合がフリテン、という説明をしましたが、実は他の人の捨て牌にあってもアガれないパターンがあります。

ひとつは、自分がリーチをかけていないもののテンパイはしているという時、アガり牌を他の人が捨てたが自分がロンをしなかったorロンできなかった場合、次の自分の番が来るまではフリテン状態になってしまうパターン。

さて、テンパイしているのにロンできない状態ってあるの?という声が聞こえた気がします。答えとしてはあります

テンパイしているがロンできないという場合は、副露を利用してタンヤオ三色同順を狙っている場合によく見るかなぁと思います。

例えば、副露を利用したタンヤオを狙っていて、手牌には23の塔子。1か4が来ればアガりになるのですが、狙っているタンヤオにおいて、1が入ってしまうと役が成立しません。よって、1ではロンができない状態になってしまいます。

ロンできないというのは大体こんな感じでしょうか。残りはわざとロンをしなかったケースが多いと思います。

 

そしてもうひとつ。自分がリーチをかけている時、アガり牌を他の人が捨てたが自分がロンをしなかったorロンできなかった場合はそのラウンドが終了するまではずっとフリテンになってしまうパターンです。

この場合は、前者と違い既にリーチが入っているので役がつかないからロンできなかったということはないので、大体はロンを見逃した場合に見られるパターンですね。

ロンを見逃すケースとしましては、ツモアガりでなければアガれない役や、もっと点数が高くなる牌を引きたいときに見逃すといった場合が挙げられます。まぁ、このパターンはそこまで見ることないので頭の片隅に置いておく程度に。

ちなみに、自分の捨て牌にアガり牌がある場合は、形を変えなければリーチの有無関係なしに永遠にフリテンになりますのでご注意ください(というかリーチ中は自分の手変えられないけど)。

 

こんなもんかな。あとわかんないことあったらきいてください。

 

☆おわりに

以上!

ここまで律義に読んでくれた人はありがとう。読まずにここまで来た人は何しに来たんだ、寝てろ。

ここまで読めてある程度理解できた人は、一応麻雀が打てる部類の人間になっているはずです。あとは実際に打ってみて、慣れてきたらまたいろいろ新しいことを覚えていけばいいと思います。なにかわからないことがあったり、ミスがあったら、コメント欄やTwitterで直接言ってくださいな。それでは、良い麻雀ライフを!

では。